過去雑誌を繙く☆中村監督が大野君へ寄せる信頼感
昨日の映画「忍びの国」の主演発表から、一夜明けた今日も、まだソワソワ、ワクワク♡がおさまらない私。
でもきっと、大野君ファンは皆さん一緒ですよね〜 ァハハ・・(^д^;)
そして万城目学さんなどもTwitterでこんな風につぶやかれているように、ファン以外の注目度も高そうな今作
しかし基本、自分自身が納得できるかどうかが一番で、人がどう思おうが、どんな評価や批評をしようがどこ吹く風の大野君……こんな周りの騒ぎには見向きもせず、今は、ただひたすら「セカムズ」の世界に生き、そして陰で黙々と次の準備をしてることでしょう。
さてさてそんな話題のこの映画、大野君が忍者役で主演ということと共に、監督が「怪物くん」の時の中村義洋さんだということも、私たちファンにとっては、とても興味深いところ。
だからということもないかもしれないが、大野君も、TVやスポーツ紙のインタビューで「久しぶりにご一緒する中村監督の描く世界観に応えられるよう精一杯やりたい」、「やれるところまではやってみたい」、「新しい自分を出せるようチャレンジしてみます」、「いい作品にしたい」などと、かなりな意気込みが感じられ……
また一方、中村監督も正式なオファーは、昨年(2015年)の1月だというが、実は「怪物くん」の公開直後すでに、この「忍びの国」の主演を大野君に打診していたなどという話もあり、この作品や大野君への思い入れの強さを感じずにはいられない。
そんな中村監督と大野君の出会いは、映画「怪物くん」
でもそれ以前に、あるキャスティングの女性から、「嵐の大野君と監督は、絶対に合う。一回何かお仕事したほうがいいですよ」と言われていたそう。
で、そんなことが頭の片隅にありながら「怪物くん」で初めて大野君に会った監督。
最初はその女性が言っていたことがわからなかったという。
でも、だんだんツボが合うというか、自分が好きな俳優像に全部当てはまると思うようになったそう。
そんな俳優“大野智”を監督は……
*大野君は何もやっていないように見せるのが上手な人。(実際はすごくちゃんと準備してきている)
*演じる役柄の気持ちの流れとか、キャラクターをちゃんと把握しているところからくる引き出しの多さを感じる。
*こちらの言ったちょっとした意味も全部汲み取ってくれる。
*現場スタッフのこと(準備など)も全て踏まえ、その現場のポジションの中のひとつとしての“怪物くん”でいる
*こっちがテンション高くなって「もうちょっとふざけちゃおうか?」となった時、大野君の芝居を見ると違うと気づかされ、大抵その大野君の方が正しいことが多く、任せられる人。
こんな風に感じさせてくれる人は数える程度。
それくらい上位に入る役者
*表情のバリエーション、お芝居の幅、その役としての想像力などは天才。
天才は努力しなくなっちゃうけど、大野君は“努力する天才”
(以上 『+act.』2011/11号より)
*改めて振り返っても、撮影は楽しかった。感性が合うのかな。やっぱり大野君はいい。かなりないい。
こっちが思っていることをちょっと言っただけで、思っている方向のさらに上の直り方をする。
(『Cinema Cinema』No.34より)
*大野君は半端じゃなく、ちゃんと準備してくる。
*本番のカチンコの音の後、何も考えないでニュートラルな状態で芝居ができる。
相手のセリフがぶれたら、そのぶれた方にちゃんと乗っかれる。そこが凄い。
*大野君はいい意味で仕事人。
でもそれが表に見えないからスターなんだと思う
(『Cut』2011/12号より)
と、ちょっと長くなってしまったが、中村監督の大野君への信頼の深さがよくわかる内容に、改めて感動。
そしてここでふと気づいたのは、中村監督と「セカムズ」の中嶋監督が、俳優“大野智”に同じような印象を持っているということ。
やはり大野君はブレない人。
そして俳優“大野智”のその力量の凄さを思い知らされた感じ。
そうなると、まだ明かされていない他のキャストも気になる。
「僕の考える演出って、8割近くがキャスティング」(『+act.』2011/11号より)だと仰る中村監督。
素敵な方々がキャスティングされることを期待!
最後にひとつ……
面白かったのが、『ピクトアップ』2011/12号の記事。
インタビュアーの「いろんな役をやらせてみたい俳優さんですか?」の質問に、「そうですね。とりあえず普通の役をやらせてみたいですね。人間の(笑)」と答えていた中村監督。
この“無門”もかなりな変わり者のようで、“普通の役”ではなさそうだけど、とりあえず“人間”の役ということで、監督の思いも叶ったということでいいのかな!?
(*≧m≦*)プププw
by 3104-nao | 2016-06-01 14:01 | 雑誌 | Comments(2)
おはようございます\(^o^)/
こちらこそ、拙い記事を丁寧に読んでくださり、ありがとうございます♡
とっても励みになっています(^人^)感謝♪︎
監督の言葉で、一番共感したのが、“大野君はいい意味での仕事人。だけどそれが外に見えないからスター”
中村監督は、本当に大野君のことを見てくださっているなぁと、嬉しくなります(って、私は大野君のこと、何一つ知りませんが 笑)
プロにプロ中のプロだと認められる大野君。
そんな彼が誇らしくて仕方ないです。
こういう監督の気持ちは、大野君にも通じているでしょうし、そんな二人がタッグを組む「忍びの国」は、素晴らしい作品になること間違いなしですよね。
今から楽しみですね〜ヽ(*^∇^*)ノ