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通じるもの

今日は凄い風。
春一番になるのでしょうか!?

大野君じゃないけど、私はたまに、自分のブログを読み返したりします。
今も一年前をみたら、やはり去年の18日も“春の嵐”が吹き荒れたとありました。
でもその前の日には桜が開花したともあり、やはり今年は寒かったんですね。
最近やっと梅が満開といった感じですものね。

こんなブログですが、日記って良いものですね。
まぁしょうもないことばかりのブログですが、これからも細々と続けられたらと、改めて思ったりしました。

しかし日記一つでも、ずーっと続けるのは大変なこと。
ですが、先日 3歳でバレエを始め、65歳の今もなお、現役で活躍されている森下洋子さんのインタビュー番組(BS朝日『ザ・インタビュー~トップランナーの肖像~』)を観る機会がありました。
私の大好きなバレリーナです。

彼女の舞台もそうですが、インタビューでも65歳とは思えない、キラキラ輝く瞳がまるで少女のようで美しく、思わず見とれてしまいます。

でもお話の内容からは、その優しそうな印象とは全く違い、とても自分に厳しく、確固たるものを持ち、何十年も揺るがないスタンスを保ち続けてきた強い生き方を感じさせるものがありました。

小学校6年生の時に、“バレエを一生の仕事にしたいから東京に行かせて欲しい”とご両親に頼み、単身上京。

その時お母様は、「お金は出すけど、口は出さない。何故なら自分達の知らない世界のことだから。バレエにあげちゃった子だと思います」と仰ったそう。

小学生の娘を、そんな風に応援する決心ができるお母様って、素晴らしいですよね。

因みに大野君もそうでしたよね。
踊りを極めたいから、京都に行きたいと三日で高校を辞め、その時母ちゃんも「そう。」と彼の意志を尊重したという。

私にはできない決断だなぁと思います。

一人上京し、バレエに打ち込み、世界的に有名なバレリーナとなっていった森下さん。

そんな彼女にとって“踊る”ということは自分のためではないという。
初めは、ただただバレエが好きで踊っていたけれど、それは違うと…

踊りを観て、誰かが幸せになってくれたり、喜んでくれたり…philosophyを持って、魂とはどういうものかを見せることが、アーティストの役目ではないかと…。

さすがに深い。

私には、きっと森下さんの言っていることの半分も理解できていないと思いますが、何となく分かるような気がします。

“好き”から始まり、その道のプロになると、行き着くところは“ソコ”なのでしょうか。

大野君も自分がこの仕事を続けているのは、自分のためではないと、よく言いますよね。
私達はそんな時、ふっと私達ファンの為に色々沢山のことを犠牲にしているんじゃないか?とか可哀想かな?なんて思ってしまうこともあるかもしれないけど、それって違うのかもしれませんね。
大野君は、森下さんよりずっとずっと若いし、こんな風に意識しているかは、分かりませんが、でも彼の中にも森下さんの思いに似たものがあるような気がします。

そしてその踊りを続ける為に、森下さんは未だに若い団員に混じって、30分間のストレッチに始まり、2時間のバーレッスン(基礎レッスン)、そして次回公演のリハーサルや練習など、毎日 計6時間のお稽古をしているという。
それを40年以上、欠かすことなく続けているのだと。

森下さん、他のインタビューで、自分は小さい時から回るのでも何でも、直ぐにできるタイプではない。
人より沢山練習してできるようになるのだとも話されており、つくづく努力の方なのだと思います。

まぁ、森下さんのような方は素質というものもあるとは思うけれど、やはりそれも努力によって磨き上げてこそ花開くものなのでしょう。

大野君も、“才能がある”と言われるのを嫌います。
彼もまた、“好き”なことをとことん突き詰め、やり続け、努力するタイプ。

私の大好きなお二人。
何かを極める人って、通じるものがあるんですね。

そしてお二人のドーンと肝の座ったお母様達。
本当に素晴らしいなぁと思います。

こんな強い母にはなれそうにないけど、せめて娘達の未來の邪魔だけはしないようにしなくちゃなぁ~なんて、今更思ったりもして。

昨年、森下さんの“新・白鳥の湖”を観に行きましたが、ぜひ今度は私の大好きな彼女の“ジゼル”をもう一度観てみたいなぁ。


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by 3104-nao | 2014-03-18 15:42 | ブログ | Comments(2)

Commented by しょうりママ at 2014-03-18 21:15 x
ものすごーくわかる気がします。
私なんかは、今まででも、色んなとこで、チャンスや、成長の邪魔をしてきたと、
反省ばかりです。

嵐ママさんの事を思うと、くっついてるだけが愛情じゃないんだって、
ご自分の子供を。まさに深い愛情で見守っていらっしゃるんだなって
色んなとこで感じます。

嵐さんを好きな私と、その後ろにいるママの姿を尊敬してる私が、
いつも一緒にいる気がしています。


私も強い母にはなれそうにないです。

でも、弱い母からは卒業しようと頑張ってます!

ユリさん。
素敵なお話ありがとうございます。







Commented by ユリ*ポワント at 2014-03-19 08:27 x
>しょうりママさん♪

おはようございます( ^o^)ノ
いつもありがとうございます♡

今回も、何だかダラダラと思うがままに書き綴ったブログに共感して頂けて嬉しかったです(*^^*)

森下さんの話から大野君にいくのも、自分でも笑ってしまいますが、でもやはり通じるものってありますよね。

ホント嵐君達を見てると、その後ろにお母さんの影が見え隠れしてますよね。
いつも大野君のお母さんに会ってみたいなって思ったりします(笑)

私もしょうりママさんと一緒に弱い母卒業を目指して頑張ります(*^^*)